エコキュート付きのお家ってお得なの?

水道、ガス、電気代など、毎月かかる光熱費などのランニングコストはできるだけ抑えておきたいもの。
今回はエコキュートの魅力についてお伝えしていきます。

そもそもエコキュートって?

一言でいうと、ヒートポンプ給湯器のこと。

これはエアコンなどで使われているシステムで、室外機のファンで外の空気を吸収して、その熱を利用して、お湯を作り出すんです。電気だけでお湯を沸かすのではなく、外気の熱をも使ってお湯を沸かすので、地球環境にやさしい給湯器と言われています。

エコキュートにすればどうなるの?

一番のメリットは、光熱費である、電気代が安くなる可能性が大きいということです。

夜間の電気料金が安いため、夜間中心の電気料金プランに変えて、夜間の電気を使ってお湯を作るとかなり光熱費を抑えられるといわれています。

ただ、ここで気を付けたいのは、お昼間に日中ご在宅で、電気をかなり使う場合は、夜間中心の料金プランにするとかえって光熱費が高くなる場合がございますので、お家での生活スタイルに合わせたプランを考えて選ぶことが必要です。

エコキュートの仕組みは、簡単に言えば、大きな入れ物の中にお湯をためるシステムになっていることです。つまり、その大きな入れ物を置く場所が必要となります。
新築戸建て住宅や、リフォームなどでエコキュートが最初からついている場合は、エコキュートを置くスペースを考えられており、とくに問題はありませんが、これからエコキュートをつける場合は、場所の確保が必要です。

一日に使う水やお湯の量は家族の人数やその家族の生活スタイルによって変わってくると思います。
例えば、朝風呂する方なら、1日2回のお風呂の水が必要になり、またお風呂以外にもシャワーを利用される方など、使い方は様々です。
エコキュートの入れ物の大きさは、その水の量によって変わってきますので、一度、家族の生活スタイルを見直してみると、家族の使う水の量が分かってくると思います。

ずっと快適なの?

家族のライフスタイルに合ったエコキュートは、毎月の光熱費が抑えられて、いつでもお湯がでるシステムはとても快適と言えます。
ただ、戸建住宅でもマンションでも、年数がたてばどこかが壊れたり、補修する必要が出てくるのと同じで、エコキュートも消耗品ですので、いつかは故障したりすることが出てくると思います。
エコキュートの機種によって違いますが、5~10年(延長を含めて)の保証期間があるようです。その間は、修理窓口への相談が可能です。

エコキュートだけではなく、電気温水器やガス給湯器でも故障したら買い替えが必要な時期が来ます。そのときに、どの給湯器を選ぶのかは、その家に住む方の生活スタイルによって考えればいいと思います。
でも、また新しいエコキュートを付ける場合は、他より金額が高くなるので、日頃の備えはしておきたいところです。
エコキュートの毎月のランニングコストが安く抑えられるメリットをうまく活用して、快適に過ごしましょう。

どのくらいの金額がかかるの?

おおよその金額を調べてみました。

【一部金額例】

電気温水器・・・約35万円(三菱)タンク200L
ガス給湯器・・・約47万円(リンナイ)
エコキュート・・・約68万円(三菱)タンク200L

【一部ランニングコスト例】
電気温水器・・・約月3000円
ガス給湯機・・・約月4200円(ガス代)風呂のみ
エコキュート・・・約月1400円(パナソニック調べ)

※機種によって本体金額に違いがあります。
※地域、契約プラン、使用量によってランニングコストが変わります。

エコキュートを使うポイントは?

1.家族のライフスタイルに合うかどうか
2.新品か中古か
3.機種と保証期間の確認
4.ランニングコストと備えの準備を考える

※故障、修理の際は、悪徳業者に気を付けてください。まずは保証期間の確認を!

新築住宅やリフォームですでに新品が設置されているときは、初期投資は必要ありませんが、保証期間の確認と、日々の備えを考えておきましょう♪
ランニングコストは通常よりも安く抑えることができるシステムですので、是非、うまく利用してくださいね♪

エコキュート付き物件はある?

エコキュートが設置されている物件はこちら♪

ぜひ参考に探してみてくださいね♪